Twitterは2020年8月に「ツイートに対してリプライできる相手を限定できる機能」を実装しましたが、新たに、このリプライ制限がツイート後に行えるようになることが明らかになっています。

Twitter is working on 'Change who can reply' after tweeting - 9to5Mac

https://9to5mac.com/2021/06/05/twitter-is-working-on-change-who-can-reply-after-tweeting-more/

Twitterのリプライ制限機能は、ツイート前に返信できるアカウントを「全員」「フォローしているユーザーのみ」「ツイートしたアカウントのみ」の中から選ぶというものです。これによりいわゆるクソリプを防止し、有意義な会話が促進できるようになります。



このリプライ制限機能はツイート前にリプライ可能な相手を選択する必要があったのですが、Twitterはこのリプライ可能な範囲をツイート後に変更できるようにすることを計画している模様。

この機能がテスト中であることは、Twitterがスタートした有料サービス「Twitter Blue」など数々のTwitterの新機能やサービスの存在をアプリ解析から明らかにしてきた、アプリ開発者のジェーン・マンチュン・ウォン氏が明かしています。

リプライ可能な相手を変更するには、ツイートのオプションにある「Change who can reply(誰が返信できるかを変更する)」から可能です。



このほか、Twitterはプラットフォーム上で安全なコミュニケーションが取れるように、「セーフティモード」の実装を目論んでいます。この設定を有効にすると、有害な言葉を使用したり、招かれざる変身を繰り返し送信したりする可能性のあるアカウントが、7日間自動的にブロックされる模様。なお、セーフティモードはフォローしているアカウントや、頻繁にやり取りするアカウントを自動でブロックすることはないそうです。



さらに、 Twitter上で音声会話するSpaces向けに、手の絵文字リアクションを追加することも計画されています。この機能はSpacesで参加者が発言を求める手段になる可能性があり、Microsoft TeamsやCisco WebExといったビデオ会議アプリにすでに実装されている機能と同等のものになると予想されています。