レッドソックス戦で決勝2ランを放つ

 米大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、レッドソックス戦に「3番・DH」で先発出場。1点を追う9回2死一塁の第5打席で、相手守護神のマット・バーンズ投手から起死回生の逆転2ランを放った。メジャートップに並ぶ12号の実際の映像を、MLB公式が公開。4連敗中だったチームを勝利に導く活躍に、米ファンからは「投手ですよね……」「並外れている」などと興奮の声があがっている。

 土壇場で大谷に一発が飛び出した。9回2死一塁で迎えた第5打席、初球だった。バーンズが投じた内角97マイル(約156キロ)を引っ張る。舞い上がった打球は、右翼ポールを巻くようにしてスタンドに入った。決勝打となる逆転12号2ラン。大股でダイヤモンドを一周する大谷は両手を叩いて歓喜していた。

 実際の映像をMLB公式ツイッターが公開。文面では「最後のアウトまで来て、ショウヘイ・オオタニが重要場面でやってのける」と伝えた。米ファンからは「投手ですよね……」「MVPだ」「この男は信じられない」「MLBはオオタニを禁止しなければ。彼はステロイドよりも不公平」「マジかよ」「最高だ」「彼の本当の名前はショー・ジャクソン」「何てスムーズなスイングだ」「彼は並外れてる」などと反響が寄せられている。

 大谷は5打数1安打2打点で、6-5で勝利したエンゼルスの連敗ストップに貢献。12本塁打は現時点でヤンキースのアーロン・ジャッジらに並ぶメジャートップタイとなった。(THE ANSWER編集部)