ブラックマヨネーズ吉田敬が、5月9日放送の『おかべろ』(フジテレビ系)で苦悩の日々を語った。

 2005年に『M-1グランプリ』で優勝する前、吉田は関西で人気があり、多忙だった。「めちゃくちゃ忙しかった。何百連勤ってやっていて、なのに給料が25万円っていうのが2カ月続いた」と語る。

 休みなしで働いてもギャラが上がらない日々が続くなか、夏の暑い日に「寒くて布団をかぶないと寝られなかった。おかしい」と体に異変が。「まぶたもブルーンって動くし、心臓がちょっと止まりそうな気がした」と明かす。

 吉田は当時の気持ちをノートに書いていたが、「後から精神科の先生に聞いたら『めちゃめちゃいい方法です。治療法としてあります』って」と医師から褒められたという。

 受難の日々を話した吉田に、SNSでは数々のエールが送られた。

《おかべろ見てる 吉田さんみたいな繊細な人意外と多いんやろなぁ芸人さん》

《M-1までと東京進出後もタイヘンだったんですね〜吉田さんの精神状態》

《おかべろでブラマヨが自分達の話してる こりゃすげぇな》

「同番組で小杉竜一さんは、吉田さんの部屋掃除ロケでのエピソードを披露しています。部屋で、『俺がもし死んだら……』といった内容が書かれた遺書らしきものを発見。

 小杉さんは芸人らしくイジろうとするも『パッと(吉田の)顔を見たら目がウルウルして。マジで』と、吉田さんは真剣にイヤがっていたそう。

 吉田さんは当時について『追い詰められていました』と振り返っていました」(芸能ライター)

 苦難をはねのけ、ブラマヨは大活躍している。