もし2日ほど留守にした自宅のベッドの中で、ネズミが赤ちゃんを産んでいたら? アメリカの農場に住む女性が、今年3月末にTikTokに投稿した動画が『Daily Star』などに取り上げられて注目されている。

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アメリカの広大な農場に住むオリヴィア・ロングスタッフさん(Olivia Longstaff)が3月31日、TikTokに投稿した動画が注目を浴びている。

動画に映っているのはベッドの上に横たわる小さなピンク色の生き物で、カメラがズームインするとオリヴィアさんは優しい声でこのようにナレーションを入れている。

「たった今、ベッドの上でこの子たちを見つけたの。私たちは2日間留守にしていたのだけど、この子たちは掛布団の中にいたのよ。私がベッドに座ると何かが聞こえたの…。あああああ、ベイビー。」

オリヴィアさんが見つけたのは産まれて間もないと思われる6匹のネズミの赤ちゃんで、「私がベッドに座った時は、この上にもう一枚掛布団があったのよ」と言葉が添えられている。

ベッドの上の薄茶色のブランケットには母ネズミによる仕業と思われる穴が開いており、そのすぐ隣ではまだ毛が生えていない赤ちゃんネズミがピクピクと動いているのだった。

広い農場に住んでいるオリヴィアさんはTikTokに羊や牛、ニワトリなどの動画を多数投稿しているが、休暇明けに赤ちゃんネズミを発見したことはフォロワーの度肝を抜いたようで、次のようなコメントがあがった。

「これって、ネズミが家の中にはびこっているってことだよね?」
「休暇を取っている場合ではなく、家の掃除をしたら?」
「ノー! これは最悪ね。」
「家の中を消毒したほうがいいし、新しいベッドが必要でしょう。」
「引っ越しすることを勧めるわ。」
「ネズミは病気を運ぶ害獣よ。今すぐ捨てて!」
「ニワトリの餌にすべき!」
「猫の出番でしょう。」
「背筋がゾッとする。」
「今は可愛いけど、成長した時が問題よね。」
「ネズミといえども、まだ赤ちゃんだもの。暖かい箱の中に入れて、母ネズミがわかるようにしてあげたら?」
「命あるものだから、大切にして欲しい。」

これに対しオリヴィアさんは「私は農場に住んでいるから、家の中で奇妙なものを発見することは珍しくないの。動物は大好きだしね。ただ、さすがにネズミの赤ちゃんを見つけた時は驚いたわよ!」と述べており、その後は「ネズミの赤ちゃんの観察を楽しませてもらったわ」と明かしている。

なおフォロワーは赤ちゃんネズミのその後が気になって仕方がないようだが、オリヴィアさんはこの件に関してこれ以上のコメントはしていない。

ちなみに昨年12月にはオーストラリアで、民家にコアラが侵入しクリスマスツリーの上で寛いでいたことがニュースとなった。この家の住人は、滅多に起きない珍事にぬいぐるみかと勘違いしたという。

画像は『Olivia Longstaff 2021年3月31日付TikTok「There was another blanket over them when I sat down!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)