韓国の大手芸能事務所SMエンターテインメントの職員が、自分の妻が作詞した歌詞を所属アーティストの曲に採用し、会社から重い懲戒を受けた。EXOやBoAの曲にもその歌詞が採用されたという。

【写真】BoA、「20代にしか見えない」フレッシュな美貌に大反響

SMエンターテインメントのA&R(Artists and repertoire)ユニット長だったA氏は、自分の妻が書いた歌詞を会社にわからないように採用してきたが、5月6日に懲戒を受けた事実が明らかとなった。

SMエンタ側は「その職員の不適切な業務進行が確認され、懲戒措置を行った」と発表。A氏の“悪行”が遅れて発覚したため、事案を深刻に受け止めて思い懲戒を下したという。ただ具体的な懲戒内容については明らかになっていない。

A氏が所属したA&Rチームは、アーティストの発掘、契約、育成をはじめ、アーティストに合った楽曲の契約や制作を担当する。

A氏は歌詞を選定する過程で、妻が作詞したにもかかわらず、それを会社に伝えないまま採用したとされる。

韓国音楽著作権協会が確認した結果によると、その妻が関わった曲は、EXOの『Artificial Love』『BABY YOU ARE』『Lotto』、EXO-CBXの『The One』『Lucky One』、BoAの『Got Me Good』『I Don't Mind』、BAEKHYUN(ベクヒョン)の『Stay Up』などだという。

A氏の妻が参与した歌詞は、すべて有名作詞家と作業した曲で、その作詞家との癒着関係について指摘する声も出ている。