大宮アルディージャは6日、MF菊地俊介の状態を報告した。

菊地は、5日に行われた明治安田生命J2リーグ第12節のアルビレックス新潟戦に先発出場。しかし、23分に負傷交代していた。

試合の19分にアクシデント。CKからのクロスで競り合った菊地はボックス内で相手DFに挟まれる形となると、相手の臀部でロックされた首をひねる形となっていた。

そのままプレーは続いたが、ボックス内で倒れているに気づき、新潟の選手がプレーを止める事態に。意識はあったものの、首を痛めたことで担架を要請。しばらくピッチ上で治療を受け、そのまま運び出されていた。

大宮の発表によると、菊地は昨夜から専門医などの診察を受け、頚椎捻挫と診断されたとのこと。現時点では後遺症はないとのことだ。なお、大事をとって入院を続けながら治療を行うという。

このシーンには多くの心配の声が寄せられており、中には2013年5月6日に行われたサンフレッチェ広島との一戦でGK増田卓也と大宮FW富山貴光が激突し、救急車がピッチに入ったシーンを思い出される声も上がっていた。

大宮は「皆さまからのご心配のお声がけ、ありがとうございます」とサポーターなどからの心配の声に感謝している。

また、菊地本人も自身のツイッターで経過を報告。迅速に対応してくれた新潟の選手たちにも感謝した。

「大宮アルディージャのサポーターの皆さん、ご心配おかけし申し訳ありません。痛みはありますが後遺症はなく、念のため入院をしながら治療を行います」

「また、千葉選手をはじめ、アルビレックス新潟の選手の皆さん、迅速なご対応ありがとうございました。8月に対戦できることを楽しみにしております。」