現地時間5月2日に開催されたラ・リーガ第34節で、久保建英が所属するヘタフェはビジャレアルと敵地で対戦。79分にジェレミ・ピノにゴールを奪われ、0−1で敗れた。

 今シーズンの前半戦に半年間在籍した古巣との一戦で2試合連続のベンチスタートとなった久保に出番がやってきたのは、失点から5分後の84分だった。

 投入直後の86分、右サイドでボールを受けた日本代表MFは、得意の形で仕掛けて、最後は3人に寄せられながらも、中央にパスを通す。しかし、マルク・ククレジャが競り合い、最後はアンヘル・ロドリゲスがシュートを放つも、枠を捉えることができなかった。

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 さらにその1分後にも、右サイドから持ち込んでマーカーを外すも、パスは味方に合わず。試合終了間際にも、浮き球のパスを送り込むも、シュートには繋がらなかった。

 アディショナルタイムを含めても、わずか10分あまりのプレーとなったが、現地メディアの評価は悪くないようだ。全国紙の『AS』は、採点は出場時間が短いため「評価なし」に終わったものの、寸評では次のように綴っている。

「右サイドからの1対1で、二度いい見せ場を作った。時間が短い」

 最後のワンフレーズは、もう少し長い時間プレーさせても良かったという意味も込められているのだろう。0−0で試合が推移していたため、仕方がないとはいえ、10分ではあまりに時間が短か過ぎた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部