フランクフルトの日本代表MF鎌田大地が指を負傷したようだ。クラブ公式サイトでアディ・ヒュッター監督が伝えている。

 フランクフルトは現在ブンデスリーガで4位。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)圏内でシーズン終盤を迎える中、鎌田は攻撃の中心人物として躍動する。ここまでリーグ戦28試合に出場し、5ゴール11アシストと驚異的な数字を残した。ドイツ式のカウント方法だとPK獲得やOG誘発もアシストに含まれるため、アシスト数は14とも伝えられている。

 20日のアウクスブルク戦でも2ゴールに関与。24日の第31節・レバークーゼン戦にも期待が懸かっていたが、指揮官は鎌田の起用に難色を示す。その理由は怪我を負っていたからだ。

 しかし、その怪我の具合は今後のプレーに大きく影響するものではなさそうだ。ヒュッター監督は会見で、鎌田の負傷について「ダイチは家で指を挟んでしまった」と経緯を明かす。「とても辛い。いまは添え木で固定しているが、ゲームの強度が高いから、激しくズキズキすることもある。別の解決策を探す必要があるかも含め、確認していかないといけない」と起用を控える可能性もほのめかした。