【AFP=時事】駐韓ベルギー大使夫人が韓国ソウルの衣料品店で店員2人に暴行を加えた事件について、同大使が22日、謝罪した。

 大使夫人が商品を試着した後、店を出たところ、店員が後を追い、着ている服について尋ねたことがきっかけとされる。韓国SBS放送が報じた防犯カメラの映像には、大使夫人が店員の腕を引っ張って頭を殴り、さらに仲裁に入った別の店員の顔を平手打ちする場面が映っていた。

 SBSによると、映像は「サービス業の労働者に対してこのような事件が二度と起こらないように」という願いを込めて提供されたものだという。

 この事件に対し韓国で怒りが広がっており、聯合(Yonhap)ニュースによると、外務省はベルギー大使館に警察への協力を要請した。

 在韓ベルギー大使館のフェイスブック(Facebook)への2か国語での投稿によると、ピーター・レスクイエ(Peter Lescouhier)大使はこの事件を極めて遺憾に思っており、夫人に代わって謝罪を望んでいる。「いかなる状況であろうと、夫人の行動は許されない」

 メディアは夫人の名前を「相雪秋(Xiang Xueqiu)」と報じている。大使夫人には外交特権があるが、ベルギー大使館によると、夫人は警察に協力する意向だが、先週脳卒中で入院し、現在も治療中でまだ協力できていないという。

【翻訳編集】AFPBB News

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