クリスチアーノ・ロナウドがまたやってしまった。

 ユベントスは現地時間4月21日、セリエ第32節でパルマとホームで対戦。前節アタランタにまさかの黒星を喫し、チャンピオンズ・リーグ(CL)出場権獲得にも暗雲が立ち込めてきたなかで、この日も25分に直接FKで先制を許す苦しい立ち上がりとなる。

 それでも43分にアレックス・サンドロの一発で同点に追いつくと、ハーフタイムをまたぎ47分にもブラジル代表DFが再びゴールを挙げ、勝ち越しに成功。完全に勢いに乗ったユーベは、その後68分にもマタイス・デリフトがダメ押しの1点を奪い、結局3-1で2試合ぶりの勝利を収めた。

 そんな鮮やかな逆転劇に注目が集まる一戦だが、大エースの“やらかし”にもスポットライトが当たっている。失点した25分の場面だった。

 C・ロナウドは4人のうちのひとりとして、壁に入る。しかし、あろうことか相手MFガストン・ブルグマンが蹴る瞬間、手で顔を覆い、完全に目を切ると、ボールはひとりジャンプしなかった背番号7の少し上を行き、ゴール左に吸い込まれてしまったのだ。

【動画】またやった!大バッシングから1か月、C・ロナウドがまた避ける
 C・ロナウドにとって、この失態は直近で2度目。3月9日のCLラウンド・オブ16・第2レグのポルト戦でもボールに背を向けたことで、敗退を決定づける痛恨の決勝点を生んでいたのだ。それに懲りず、再び同じ失敗を繰り返したのだから、怒りの声が殺到するのも当然か。SNS上には批判的な声がひっきりなしに集まっている。

「自分は何度も壁に当てるくせに当たるのは嫌なのかい」
「そんなに当てられるのが嫌だったら下に寝転ぶ役やればいいのに」
「普通にブチギレ案件」
「これは流石に擁護できんやろ」
「もううんざりだ」
「小学生でも飛ぶよ」
「身体を張らないゆるキャラはいらない。チームの邪魔」
「同じこと繰り返すなら、もうチームから去ってくれ」
「マドリディスタは『クリスチアーノはもっとジャンプする』と言っていなかったか?」
「シンプルにハンサムすぎて壁に立つことができないようだ」
「最も価値のある資産を保護している」

 また、スペイン紙『AS』が「またやった!クリスチアーノが再び壁を台無しにした」と伝えれば、英紙『The Sun』も「ポルトガル代表のキャプテンは顔を真っ赤にした」と、衝撃の大きさを訴えている。

 FK時には、相手のホットゾーンとなりつつあるC・ロナウド。今後、壁に入る際は、否が応にも世間の耳目を集めることになりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部