明暗がくっきりと分かれる形となった。

 4月21日、スイスのチューリッヒで東京五輪の組み分け抽選会が行なわれ、グループAの日本は、南アフリカメキシコフランスと同居する厳しいグループとなった。

 必然的に恵まれる形となったのが、日本と同じポッド1の韓国だ。ポッド2はメキシコではなくホンジュラス、ポッド4はフランスではなくルーマニアと、二者択一で格下のほうが当たり、ポッド3も最も力が落ちると見られているニュージーランドと同組になった。

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 これには、韓国のメディアも上機嫌のようだ。『Inter Football』は「最高のシナリオだ」と見出しを打ち、「比較的強いチームはすべて避けた」と伝えた。

 また『スポータルコリア』も「難しい相手とされたフランス、メキシコ、アフリカのチームをすべて避けるという最良の結果になった」と満足気。また、日本については、「南アフリカ、メキシコ、フランスと同じグループになり、険しい道を歩くことになった」と報じている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部