バイオハザードシリーズの最新作「バイオハザード ヴィレッジ」の新たな体験版が配信された。2021年4月16日に発表された。

1月22日にもゲーム機「プレイステーション5」(PS5)向けに、体験版「MAIDEN」を配信しているが、今回は大きな違いがある。PS5だけでなく、「PS4」を含むほかのゲームハード(ゲーム機)向けにも提供されるのだ。

「PS5」限定と比べて10倍以上のゲーム人口に

「MAIDEN」は主人公が城から脱出する内容の体験版。だが配信当時からPS5が品薄で、インターネット掲示板やツイッターでは「どうしてPS4ではできないのか」と悲しむ反応が続出していた。

今回の体験版「BIOHAZARD VILLAGE Gameplay Demo」(以下・Demo)は、「MAIDEN」とは別物だ。PS5・PS4のほか、ゲーム機「Xbox Series X」「Xbox One」と「Steam (パソコン向けのゲームサービス)」にも配信され、それぞれでプレーできる。

「Demo」の体験版をプレー可能な人は「MAIDEN」よりも大幅に増える。4月8日のファミ通.comによると、PS5の累計販売台数は同日時点で約60万台。一方で、PS4は約777万台、「Xbox Series X」は約3万台だ。パソコンユーザーを抜いても、PS5ユーザー限定の場合と比べて、プレーできるハードを所持している人口は10倍以上の可能性がある。

プレーできるのは一定期間のみ

この「Demo」はすでにPS4・PS5でダウンロードでき、他ハードと「Steam」では4月30日からダウンロード可能になる。ただしプレーできるのは一定期間のみだ。

内容は「村」パートと「城」パートの2種類。PS4とPS5の場合、両ハード限定で4月18日17時〜19日1時まで「村」が、4月25日17時〜26日1時まで「城」が、それぞれ30分限定でプレーできる。

また、5月2日9時〜3日9時の期間、60分限定で「村」と「城」のどちらもプレーできる。こちらはPS4・PS5に加え、上述の他ゲームハードと「Steam」でも楽しめる。