ありのままの自分を愛そうという「ボディポジティブ」な価値観が浸透しつつある近年。それを提唱するセレブやインフルエンサーたちは、美の多様性を表現する担い手となる一方で、ときに投稿に対する誹謗中傷コメントが寄せられることも…。

本記事では、そんなコメントに対する、インフルエンサーのシドニー・ベルさんの見事な対応をご紹介します。

ある日、「まだ太ってるの? ダイエットするか運動したら?」という批判的なコメントを受けたシドニーさんは、これに対抗すべく、ユーモアたっぷりな動画を投稿! なんと、トレッドミルをヒールで歩きながら、お菓子を食べている自身の姿を映し出したのです。

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「余計なお世話だよ、アドバイスありがとう。 #unbothered(どうでもいい)」

この投稿には、2万件以上(4月16日時点)の「いいね」が集まり、「この動画大好き」、「私のインスピレーション源」など、多くの称賛の声が上がりました。

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この動画が話題になったことがきっかけで受けた<コスモポリタン イギリス版>のインタビューでは、誹謗中傷コメントを受け取ったときに普段から意識していることや、その“驚くべき対処法”をコメント。

「批判的なコメントに対しては、『なんだか怒っているみたいだね。残りの一日を楽しんで!』など、いつも気遣いの一言を添えて返信します。そのほか、『今コメント見たよ。あなたが大丈夫か確認したかった』と個人的にDMを送ることもあります」
「驚くことに、多くの人がまた返事をくれるんです。『(私がアンチコメントに返信をしたことに対して)なぜそんなに優しいの?』と尋ねてくることもあります」

シドニーさんの人柄に触れたからか、ネガティブなコメントをした人たちのなかには、自分の辛い経験をシェアする人もいて、最終的には友達になることもあるのだとか!

そして、こういったフォロワーとの友情が、シドニーさんの活動のモチベーションになっているのだそう。

「たくさんの人々が、外見によって、日常生活やSNSで悪口を言われていることを教えてくれます。トレッドミルの動画を投稿したのは、悩んでる人たちに、『気にしないで、 自分らしく生きることが大切』ということを伝えたかったからです」
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続けて、自分に自信が持てるのは、両親のおかげだと話したシドニーさん。

「幼い頃から、私の両親は、自分の心、体、魂が美しいと思えるような教育をしてくれました」

そんなシドニーさんでも、チアリーダーとして活躍していた中学生、高校生の頃は、自信を失いかけたことも…。しかし、とある出来事がきっかけで、「ボディポジティブ」を広めようと思うようになったんだそう。

「私は唯一のプラスサイズのアフリカ系アメリカ人チアリーダーとして、重要な大会に参加できるのが楽しみでした。しかし、タイムアウト中、敵チームの男の子が私を指差して、面白がるかのように、全員の前で『プレシャス※』と呼んだのです。 ※映画『プレシャス』の主人公で、過酷な環境下で生きる16歳の肥満の黒人少女」
「そこでハッと気づいたのです。社会には、カーヴィー、プラスサイズの女性の見方に大きな問題があると。その瞬間、自分自身に約束をしたんです。『カーヴィーやプラスサイズの女性はいつも素敵』ということを、世界に見せつけてやると」

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それから数年が経った今でもその誓いを守っているシドニーさんは、「セルフラブ」を常に意識しているんだそう。

「セルフラブは、ありのままの自分を愛することだと強く信じています。あなたの体は神からの贈り物です。それと同時に、セルフラブは、自分の心が豊かになれて、幸せになる方法を探ることだとも思います」

※この翻訳は抄訳です。

Translation: Haruka Thiel

COSMOPOLITAN UK