○ 阪神 4 − 0 広島 ●

<5回戦・甲子園>

 セ・リーグ首位を走る阪神が5連勝で4カード連続勝ち越し。4番・大山悠輔に待望の一発が飛び出し、ドラフト1位ルーキーの佐藤輝明も2試合連発となる5号2ランを放つなど躍動。先発の秋山が今季2勝目を掴んだ。

 打線は初回二死からジェフリー・マルテが中安打で出塁し、続く4番・大山悠輔が低めの変化球に体勢を崩されながらも左翼席へ1号2ラン。今季68打席目で主砲に待望の一発が飛び出し2点を先制した。

 さらに4回、ドラフト1位ルーキーの6番・佐藤輝明が無死一塁カウント1-1から相手先発・床田の投じた内寄りの速球を一閃。弾丸ライナーは歓声とともにバックスクリーンへ飛び込む2試合連続の5号2ランとなった。

 投げては先発の秋山拓巳が3安打3四球で走者を背負いながらも要所を締める好投で7回無失点とゲームメイク。8回からは岩崎優、スアレスの勝ちパターンで締め、好投した秋山に今季2勝目(1敗)が記録された。

 敗れた広島は打線が元気なく3試合連続完封負け。開幕から続いていた菊池涼介の連続試合安打も「16」で止まり、10日・巨人戦の5回から31イニング連続無得点となった。