新型「シビック(セダン)」の市販モデルをお披露目へ!

 ホンダの北米法人は、11代目となる新型「シビック」としてセダン(市販モデル)の画像を先行公開しました。
 
 同社によると、正式発表は2021年4月28日を予定しているといいます。

正式発表前にお披露目されたホンダ11代目「シビック(セダン)」の市販モデル

 11代目となるシビック(セダン)は、2020年11月12日にプロトタイプを世界初公開しており、今回の市販モデルは北米市場での量産準備が完了したことを受けてお披露目されました。

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 シビックブランドは、ホンダのなかでも長い歴史を持つモデルで、初代モデルは1972年に発売。

 セダンは2代目モデルより設定されており、現在では国や地域で異なるもののセダン、ハッチバック、クーペ、Si、タイプRといったグレード展開となっています。

 2020年11月にお披露目されたプロトタイプは、印象的な新色のソーラーフレアパールを採用。

 外観デザインは、低くて広いスタンスや低いベルトライン、空気抵抗を考慮したキャビンなど、歴代のホンダデザインから得たインスピレーションを元にシビックを象徴するスポーティで高級な新しいスタイルへと進化しました。

 内装デザインは、インパネデザインを再設計することでドライバーの前方視界を向上されているほか、新しい9インチフルHDディスプレイオーディオタッチスクリーンなど、複数の新しいテクノロジーを導入しています。

 安全面では最新の「ホンダセンシング」を採用し、乗員と歩行者の衝突保護などが強化されました。

 11代目シビックは、スポーティで楽しいドライブを実現するために、新しいシャシや強力で燃料効率の高いパワートレイン、最新安全快適装備を備えたモデルだといいます。

 今回、新たに公開された市販モデルでは、プロトタイプとほぼ変わらないスタイルでお披露目されました。

 11代目シビックのデザイナーとエンジニアは、「過去のシビックの時代を超越したデザインと人間重視の価値観を踏まえながら『ドライバーと同乗者のためのトータルな環境を最大化する』というホンダの人間中心の設計思想となる『M・M思想(マン・マキシマム・メカ・ミニマム)』を優先しました」と説明しています。

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 新たなシビック(セダン)は、4月28日にAmazonのライブストリーミングプラットフォーム「Twitch」の「Live Nation Channel」でお披露目されます。

 なお、セダンが登場した後に、ハッチバックは発表され、詳細情報は2021年の後半にアナウンス。

 さらに、プロトタイプ発表時には、セダン、ハッチバックに続き、パフォーマンス重視の「Si」、そして究極の高性能モデルとなる「タイプR」が登場するとことが明らかにされています。