秋篠宮家の長女・眞子さまとの婚約が内定している小室圭さんが、母親と元婚約者の男性とのあいだの金銭トラブルについて、「解決金」を払う意向だという。4月12日、複数メディアが報じた。

小室さんの代理人が明かしたといい、眞子さまも把握済みだという。

「解決金」という言葉について、藤吉修崇弁護士は、「法律用語ではありませんが、当事者間で紛争が起きたとき、これで終わりにしようというときによく使われます」と話す。

「たとえば不倫の慰謝料で、あくまで不倫したことは認めないが、誤解させるような行動をとったから解決金を払う、ということがあります」

お互い譲歩して終息させるうえで、収まりのよいマジックワードなのだという。

ただし、小室さんといえば、「誤った情報をできる範囲で訂正する」として、4月8日にA4サイズで24ページ、3万4000字超の文書を公表したばかり。

13日朝放送のフジテレビ系「めざまし8」によると、相手方の代理人は「突然の提案に戸惑っています」とコメント。小室さんが文書で自らの主張をした直後なのに、本当に解決できるのだろうか。

「これだけ放置されてきたことを考えると、今さら法的に解消することが難しいのかなと思います。放っておけば、順次時効にかかって回収が難しくなるので、相手にも応じるメリットはあるのではないでしょうか」

とはいえ、説明文書の中では、「解決金としてお金を渡したとしても、(…)世間からはやはり借金だったのだと見られてしまうだろう」とのアドバイスを受け、これまで話し合いの継続を選んできたことが書かれていた。

「これだけ騒ぎになったのも、長引いたから。結局、解決金に行きつくのであれば、先に渡しておいたほうがよかったのかもしれませんね。

時効についても、あくまでも裁判所で強制執行ができなくなるというだけなので、相手がお金だけの問題ではないと思っているのであれば、まだまだ長引く可能性があります」

【取材協力弁護士】
藤吉 修崇(ふじよし・のぶたか)弁護士
インターネット上の誹謗中傷問題を多く扱う弁護士。弁護士になる前に、芸能関係の仕事に携わっていたことや自身も誹謗中傷を受けたことがあることから、この問題に取り組むようになった。ユーチューブちゃんねるは登録者2万人を超えている。YouTubeちゃんねる「二番煎じと言われても」
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