先月、ネフチ・バクーに加入した本田圭佑は現地時間4月10日、アゼルバイジャン・リーグ第22節のガバラ戦で初先発を飾った。トップ下でフル出場を果たし、惜しい場面もあったが、本人が「1試合・1点が目標」と語っていたゴールはなく、チームも2−2のドローに終わっている。

 現地で注目を集めているのが、試合中の本田の振る舞いだ。ネフチの選手に対して敵陣のペナルティエリア内でファウルがあったのでないかと執拗に抗議をした4番は、指で四角を描く仕草で、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)チェックを要求した。だが、アゼルバイジャン・リーグにはVARが導入されていなかったのだ。

【動画】現地騒然!主審にVARチェックを執拗に要求する本田圭佑
 現地メディア『Rekord.az』は次のように伝えている。

「ガバラ戦で、ネフチのMFケイスケ・ホンダが注目を集めた。この日本人プレーヤーは主審にVARのレビューを要求した。どうやら彼は、VARがこの国のリーグに適用されていないことに気付いていなかったので、この行動を起こしたようだ」

 まだデビューして2試合目だけに、恐らく把握していなかったのだろう。次戦こそ、結果を残して注目を浴びたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部