松山英樹がマスターズで単独首位、15番イーグルの瞬間とは

 米男子ゴルフの海外メジャー初戦・マスターズ第3日は10日(日本時間11日)、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7475ヤード、パー72)で行われた。日本人最多ツアー5勝の松山英樹(LEXUS)が1イーグル、5バーディーの大会自己ベスト65で回り、通算11アンダー。日本人にとって“歴史的瞬間”となった単独首位浮上の瞬間の動画を大会公式ツイッターが公開すると、ファンを「ヒデキの機は熟した」と熱狂させている。

 松山が首位に立った。530ヤードの15番パー5。第1打で327ヤードぶっ飛ばすと、フェアウェーから2オンさせた。1.8メートルのイーグルパット。優しく放たれたボールはフックラインでカップ左から収まった。首位タイから9アンダーに伸ばし、ついに単独首位浮上だ。

 米ヤフースポーツによると、マスターズで各日のラウンド終了後に日本人が単独首位に立つのは初めて。イーグルパットの瞬間の動画を大会公式ツイッターが公開すると、海外ファンは「いいね。やっとヒデキサンがメジャータイトルを獲る」「ヒデキは実績のある勝者だ」「ヒデキの機は熟した。頑張れ!」とコメント。日本人にとって“歴史的瞬間”となるが、海外ファンも期待を寄せている。

 日本人選手がマスターズで首位に立ち、最終日最終組を回るのも初。2位の4選手と4打差で迎える運命の最終日。悲願のメジャー優勝を成し遂げられるのか。(THE ANSWER編集部)