「飲めるあんこ」なるものが売られている。

「築地果汁創作所」が販売するあんこエナジードリンク「theANko」だ。J-CASTトレンドの記者も入手したが、飲むだけではもったいないので、アレンジレシピに活用してみた。

あんバターサンドに早変わり

「theANko」は、パウチに入った「あんこ」。公式サイトには、トレーニング前後やスポーツ中、オフィスや学校で手軽にエネルギー補給できるとある。パウチからそのまま飲む商品だが、そんなあんこの食べ方は聞いたことがない。

こしあん、つぶあん、しろあんの3種あり、各種購入した。原材料は、こしあん、つぶあんが北海道産小豆とざらめ、しろあんが北海道産白いんげん豆とざらめのみ。シンプルだ。

スタイリッシュな見た目だが、中に入っているのはあんこ。それぞれ飲んでみると、びっくりだ。味も食感も、しっかりそのまま「あんこ」だった。ペーストされていて一般的なものより柔らかく、若干甘さも控えめだが、さすがに「ドリンク」というわけではなかった。ただ、豆の味がしっかりしている。上品で本格的な味。これは、ほかの料理に使ってもおいしいのでは...。

せっかくなので、アレンジしてみた。まず、定番のあんバターサンドを作った。追加で用意するのは

・バターロール・バター好きなだけ

のみ。バターロールに切り込みを入れて、「theANko」をたっぷりチューブから出す。その上に切ったバターを挟めば、一瞬で完成だ。

甘さとバターのしょっぱさが合わさり、間違いない組み合わせ。とくにしろあんは舌触りなめらかで、3種試した中で一番好みだった。朝食やおやつに良さそう。チューブから絞り出すだけなので、調理もラクだ。

いつものバニラが豪華和風アイスに

お湯に溶かせば「おしるこ」ができるかも...。お湯100ccに「theANko」こしあんをたっぷり入れて混ぜた。

これまた一瞬で、本当にできた。おしるこは「ようかん」を使っても簡単に作れるが、「theANko」を使っても完成した。少し砂糖と塩を足して味を調整すると、よりおいしい。

もはや「あんこエナジードリンク」ではないが、「バニラアイス」と「ヨーグルト」にも乗せてみた。

ひんやり冷たいアイスに、あんこのもったりとした食感が合う。いつものバニラが、豪華な和風アイスになった。

プレーンヨーグルトにもマッチした。少量乗せるだけで自然な甘みが加わり、普通の酸っぱいヨーグルトよりもパクパク食べられる。

3種とも試したが、つぶあんは小豆の食感もプラスされて、いちばん満足感が得られた。