イギリス『インデペンデント』が9日、「南野拓実は、1月にリバプールが彼をサウサンプトンにレンタルするという決定を下したことに『驚いた』ことを認めた」とし、今冬の期限付き移籍に関する同選手のコメントを伝えた。

 南野は昨年1月にザルツブルクからリバプールに完全移籍。しかし、十分な出場機会を得られず、今年2月2日にシーズン終了までのレンタル移籍でサウサンプトンに加入した。

 デビュー戦となった2月6日のプレミアリーグ第23節ニューカッスル戦(●2-3)で初得点を挙げると、同20日の第25節(△1-1)では堅守チェルシーからゴールを奪取。加入からここまで6試合に出場して2得点を記録しており、FWモハメド・サラー、FWサディオ・マネ、FWロベルト・フィルミーノらとポジションを争っていた今季リバプールでのプレー時間とゴール数をすでに超えている。

 新天地で順調なシーズンを送る南野だが、1月にレンタル移籍を知らされた際には驚きがあったようだ。サウサンプトンのクラブ公式サイトで当時を振り返っている。

「(移籍市場の)最終日、トレーニングの後でした。何人かの人が僕に電話をかけてきて、それが起こりました。全く予想していなかったので、電話を受けた時は誰よりも僕が驚いたかもしれません」

「(サウサンプトンへのレンタル移籍は)いい感じでした。僕にとってはいい機会でしたし、前向きな気持ちになりました。このチャンスをものにしたくて、ここに来たんです」

 また、移籍が合意に至る前に、サウサンプトンでプレー経験のあるDF吉田麻也(現サンプドリア)にアドバイスを求めたことも明かしている。

「夜中に契約が決まる前に、30分ほど麻也と話をしました。チームのこと、監督のこと、選手のことを聞きました。彼は全てを話してくれましたし、このチームのポジティブな面も説明してくれました。麻也とはたくさん話をしましたね」

 サウサンプトンは現在プレミアリーグで14位に位置し、残りは8試合。FA杯ではベスト4に勝ち残っており、18日の準決勝でレスター・シティと対戦する予定となっている。 南野は「チームを助けるために残された時間は数か月しかありませんが、自分の能力をフルに発揮し、チームがうまくいくように、そしてできるだけリーグで上の順位にいけるように頑張りたいと思います」と活躍を誓った。