【ソウル聯合ニュース】韓国インターネットサービス大手のカカオは6日、日本で展開する漫画配信アプリ「ピッコマ」が世界で最も早い成長をみせるコンテンツアプリに選ばれたと発表した。

 カカオジャパンによると、アプリ調査会社の米アップアニーによる分析で、ピッコマは世界の非ゲームアプリのうち、1〜3月期の売り上げの前期比増加率が3位、売り上げが9位を記録した。ピッコマは漫画配信アプリでは唯一、売り上げ上位10位以内に入った。

 カカオジャパンはピッコマの成長の原動力として、売り上げの約4割を占める縦スクロール漫画「ウェブトゥーン」を挙げた。

 「俺だけレベルアップな件」など既存の作品の人気が依然高い上に、1〜3月期に連載が始まった「逆ハーレムゲームの中に落ちたようです」「お兄ちゃんたちに気をつけて!」など韓国作品の月間売り上げが3000万円を超えた。

 カカオジャパンの金在龍(キム・ジェヨン)社長はピッコマの成長について「『作品優先』という単純な原則を運営やマーケティングに一貫して適用させた結果だ」と説明。優秀なクリエーターを育成し、グローバルコンテンツエコシステム構築をリードしていくと述べた。