米国ブランド「ラフウェア」の犬用リードが使用中に外れる恐れがあるとして、日本の正規販売代理店であるアウトドアメーカー「モンベル」(大阪市)は2021年3月22日、商品回収を発表した。

同社によれば、日本では約10年間でおよそ6000個販売したという。

対象は7商品

対象となる商品は、「クイックドローリーシュ」「リッジラインリーシュ」など7商品。金属製クリップに不具合があり、ねじれるように力がかかると外れる恐れがある。モンベル社は公式サイトやメールマガジン、店頭などで、直ちに使用を中止するよう呼びかけている。購入者には払い戻しする。

「お客さまには多大なるご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫びするとともに、何とぞご理解とご協力のほど宜しくお願い申し上げます」(モンベル社)

モンベル広報部は24日、J-CASTニュースの取材に、商品回収はラフウェア社の発表を受けての措置だと説明する。

モンベルの直営店や卸先を通じて約10年間でおよそ6000個販売しており、これまでに日本国内で被害は報告されていないという。

払い戻しは、購入店やモンベルストア、郵送で受け付ける。問い合わせは0088−22−0031まで。

対象製品(品番)
クイックドローリーシュ( #1874423, #1874445, #1874454)
リッジラインリーシュ(#1874422, #1874437, #1874444)
スイッチバックリーシュ(#1874458)
フロントレンジリーシュ(#1874435, #1874452)
ダブルトラックカプラー(#1874421, #1874436)
トレイルランナーシステム(#1874634)
オムニジョー ジョアリングシステム(#1874125)