YouTubeがムービー内に登場した製品や関連商品を検出してムービープレイヤーの下部に自動表示する新機能をアメリカでテストしていると明かしました。

YouTube to auto-detect products in videos, serve related links - 9to5Google

https://9to5google.com/2021/03/22/youtube-experiment-will-auto-detect-products-in-videos-and-provide-related-content-links/

YouTube is testing automatic product detection in videos - The Verge

https://www.theverge.com/2021/3/22/22344553/youtube-shopping-recommendation-products-instagram

YouTubeの公式回答によると、この機能は「一部のムービーで検出された商品や関連する商品のリストを表示する新機能」とのことで、ムービープレイヤーの下部(ブラウザでは右側)に表示されるおすすめ動画の中に表示を追加するものとのこと。



この機能は2020年の半ば頃から試験がスタートしていましたが、試験規模がごく小規模だったため、話題にはなりませんでした。今回の発表では、試験対象が「アメリカのユーザー」とされており、大規模な試験が展開されるものとみられています。

YouTubeは関連動画を表示する際に「ムービー内のコンテンツを自動検出する」というアルゴリズムを用いているため、今回の製品自動検出はこのアルゴリズムを拡張するものであり、「Googleが自らアフィリエイト市場に参入し、ムービーと商品購入を直接結びつけることを目的とした動き」だと報じられています。