「素晴らしいプレー」を披露も…保有元リバプールの左ウイングは競争が激しいと指摘

 今冬の移籍市場の最終日、日本代表MF南野拓実はリバプールからサウサンプトンへ期限付き移籍した。

 海外の移籍専門サイト「Football Transfers」は、期限付き移籍中のリバプールの選手たちのパフォーマンスを評価し、南野についてもコメントしている。

 南野はサウサンプトン加入直後の第23節ニューカッスル戦(2-3)で移籍後初ゴールを決めると、第25節のチェルシー戦(1-1)でも得点を記録。その後、負傷もあり第26節のエバートン戦(0-1)を欠場、先行開催となった10日の第33節マンチェスター・シティ戦(2-5)もベンチで過ごしたが、すでにサウサンプトンにとって重要な戦力となっている。

「Football Transfers」は、「1月の移籍市場最終日に驚きの出発をした南野拓実は、サウサンプトンで必要としていた出場機会を得た。ラルフ・ハーゼンヒュットル監督の戦術に完璧にフィットしており、すでにプレミアリーグで2得点を記録。唯一の問題は、彼は素晴らしいプレーを左ウイングで見せていること。アンフィールドでは、サディオ・マネとディオゴ・ジョッタとの競争が待ち受けるポジションだからだ。それでも日本人選手がリバプールでのキャリアを続けるためには、サウサンプトンで良いプレーをすること以外にできることはなく、ここまではそれを良くやっている」と高く評価した。

 リバプールでは、出場機会に恵まれなかった南野だが、サウサンプトンで自身の価値を証明し続けている。現地ではリバプールが南野の放出に動いているとの報道もあるが、自身の選択肢を広げるためにも、さらなる活躍が求められる。(Football ZONE web編集部)