女子目線で見てもカッコいいと思えるモデルも存在!

 見るからに線が細くて、力も弱そうな女子や、優しそうで虫も殺せなさそうな女子が、ある日運転してきたマイカーがすんごいゴツい男前なクルマだった! なんてビックリしたことはありませんか? その意外性にガシッと心を掴まれて、その女子のことをもっと知りたくなったり、思っていたより親しみやすいのかなと親近感を覚えたり、グッと興味が湧くものですよね。

 同じギャップでも、車高ペタペタでエアロバリバリのスポーツカーだったすると「えっ!」と引いてしまう可能性が高いので、せっかくなら驚かせた後にもっと自分を魅力的に見せてくれるクルマを選びたいものです。今回はそんな、乗っているとその女性の魅力を引き立てながら、ギャップ萌えさせてくれるクルマたちをピックアップしたいと思います。

1)ジープ・ラングラー

 1台目は、女性ファンも多いブランドのなかでギャップ萌え確実なのが、ジープ・ラングラー。もともとは米軍の軍用車から始まり、4WD専門で長い歴史のあるアメリカのブランドです。ラングラーは2018年に新型になりましたが、オフローダー色の強いワイルドな雰囲気は健在。大きく張り出したフェンダーや、取り外しできる屋根やドアなど、ほかにはない構造も魅力的です。

 でも乗ってみると、四隅までしっかり直線基調のフロントガラスやダッシュボード、アップライトな着座位置で、見切り抜群。グローブをしたままでも操作しやすいスイッチ類など、運転しやすさが女子にも嬉しいポイントです。3.6リッターのV6エンジンがぐわ〜っと加速していくさまはかなり頼もしく、もちろん、ハードなオフロードもガンガン走れるので、毎日がアクティブになりそうですね。

2)三菱デリカD:5

 2台目は、日本車で唯一と言えるギャップ萌え確実なモデルが、三菱デリカD:5です。もともと、SUVとミニバンを掛け合わせたような独特の機能性、スタイルはイカつい雰囲気満点でしたが、ビッグマイナーチェンジでフロントマスクが変わったときには、ネット上がかなりザワついたほど衝撃的なデザインになりました。でもこれが、20代、30代の若い世代にはすごく好評だったそうで、意外に女性からも「カッコいい」という意見が多いのです。

 ボディも、バカでかく見えるわりには全長4800mm、全幅1795mmで、ギリギリ日本の狭い街中でも苦労しない程度。室内はたっぷりとしたクッションのシートが3列目まで備わり、乗り心地も抜群。ディーゼルターボエンジンも力強く燃費が優秀と、言うことなし。ギャップ萌えを狙いたいママにもぴったりです。

ワイルドな加速感が楽しめるモデルもギャップ萌え必至

3)シボレー・コルベット

 3台目は、2020年の東京オートサロンで新型が登場し、1日で400台が売れたというアメリカン・マッスルスポーツカー、シボレー・コルベット。1953年から続いている歴史あるスポーツカーですが、8代目となった新型からは、従来のフロントエンジン&リヤドライブから、ミッドシップエンジン&リヤドライブに変更されて、イタリア、イギリス、ドイツ系のスーパーカーに真っ向勝負を挑んできたのでは、と注目されているんです。

 搭載されるエンジンは6.2リッターのV8ということで、きっと爆発的な加速が味わえるのではないでしょうか。クーペとコンバーチブルがあり、いよいよ2021年初夏ごろから納車が開始されるようなので、街なかで見られるようになるかも。ぜひ素敵な女性が乗っているところを見てみたいモデルです。

4)キャデラック・エスカレード

 4台目は、ハリウッド映画の影響で、もはやアメリカンギャングが乗っているイメージしかない、キャデラック・エスカレード。実際、全長5.3mを超える巨体は迫力満点で、重量も2.6トン超え。アメリカンラグジュアリーを追求したインテリアは、美女をもてなすのにぴったりの空間といった感じですが、クラフトマンシップあふれるレザーシートの丁寧な作り込みや、スイッチ1つ1つのエレガントさに、きっと女性ならうっとりすることでしょう。小さな冷蔵庫までついてるので、おもてなしにも最適ですね。

 運転席は、ヨイショとよじ登るような感覚の高さで、見晴らし抜群。6.2リッターのV8エンジンが唸り、スピードがのってくると空気を切り裂くようなワイルドな加速が味わえます。なかなか街なかでは取り回しも大変なので、これを手足のように操れるような女性がいたら素敵ですよね。

5)メルセデス・ベンツGクラス

 5台目は、女性有名人にもじつはオーナーが多い、メルセデス・ベンツGクラス。1979年から最高級クロスカントリーSUVとして、高い支持を得てきたモデルです。「メルセデスなのにワイルド」というところがすでにギャップ萌えなのですが、そこにさらに華奢な女性が運転していたりしたら、ダブルのギャップ萌え必至ですよね。

 2018年にはラダーフレームまでも再設計するほどの進化を遂げましたが、基本的なスタイリングは変えず、安全性能や乗り心地などが飛躍的に高まりました。エンジンは3リッター直6ディーゼルターボと4リッターのV8ツインターボで、どちらもパワーは十分。高速走行も快適なので、ロングドライブが好きな女子にもオススメです。

 ということで、女子が乗るとギャップ萌え間違いなしの5台をご紹介しました。見た目はどれもイカつくて、男性でもちょっとひるんでしまうかもしれないけど、乗れば意外に女性にも優しい機能だったり、乗り心地の良さだったり、懐の大きさがあるものなんですよね。「気は優しくて力持ち」的なところもあるので、頼れる相棒が欲しい女性にもぜひチェックしてみて欲しいと思います。