気持ち良さそうに居眠りをする猫と犬のおじいちゃんコンビがTwitterに投稿され、その仲睦まじい姿が目にした人を温めている。

猫の“とうじ”くん(推定10歳)と犬の小次郎くん(推定15歳)は、北海道で犬猫の保護活動をしているラッキースターで暮らしている。寝そべって日向ぼっこ中の小次郎くんに、“とうじ”くんが歩み寄ると、おじいちゃんたちの顔はちょうど良い位置。顔を寄せ合うように寄り添いまどろむ。安心しきった仲睦まじい姿で30秒ほど、気持ち良さそうにウトウトしていた。

おじいちゃんたちは、ともに札幌市動物管理センターから迎えられ家族となった。2年ほど前に引き取られた小次郎くんは1年後輩だが、当初は“とうじ”くんを目にすると興奮して飛びかかろうとしていたという。そんな2匹は、時が経つにつれ仲良しに。1日の中で何度か“とうじ”くんの方から挨拶に行くそうだ。

ラッキースターでは、「助かったその先の心と身体が満たされた生活」を大切にしている。「目指すのは殺処分0」ではなく、苦痛や恐怖に脅かされない暮らし「動物福祉100」。“とうじ”くんと小次郎くんがこうして健康でいられるのは、病院や支援者の力を「フルにお借り」しているお陰だとしている。

居眠りするおじいちゃんたちの安心しきった姿にTwitterでは癒されるとの声が殺到。「愛しくて泣けてくる」「眠いけどこの温かみ…離れたくなぃ…」「人間のおばあさんもつられて眠くなってきた 起きたばっかりだけどw」「互いの言葉は分からなくっても通じてる、そんな雰囲気」「もう世界中がこうだったらいいのに」といった声も寄せられ、大きな反響となっている。