元イタリア代表FWのアントニオ・カッサーノ氏は、ユベントスがポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得したことは「失敗」だったと主張している。伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューに語ったとして各国メディアが伝えた。

 C・ロナウドは9年間在籍したレアル・マドリードから2018年夏にユベントスへ移籍。今月には36歳の誕生日を迎えたが依然として衰えを感じさせず、今季もセリエA得点ランキング首位に立つなど驚異的なペースでゴールを量産し続けている。

 だがかつてマドリーやローマ、ミラン、インテルなどでもプレーしたカッサーノ氏は、C・ロナウドの獲得は「失敗」だと主張。「ユベントスはチャンピオンズリーグ(CL)で優勝するために彼と契約した。だが彼が来てから以前より悪くなっている」と語った。

 C・ロナウド加入前の2015年、2017年にはCL決勝まで進んだユベントスだが、過去2シーズンは8強と16強で敗退。セリエAでは連覇を続けているが「スクデットはどちらにしても獲っていただろう」とカッサーノ氏は、C・ロナウドの加入とは無関係だとしている。

「彼はゴールを決め続けるだろう。どうすればいいか知っているからね。左からカットインして右足で撃ち込むだけだ」とカッサーノ氏。だがC・ロナウドが個人として数字を残し続けても、アンドレア・ピルロ監督のチームとはかみ合わないという考えを述べた。

「ピルロはプレーを組み立て、プレスをかけ、ラインの間でプレーしようとしている。クリスティアーノはあまり参加しないということだ」と分析し、「この3年間の彼はすごく悪かったと思う。今年こそカップ(CL)を獲得しない限りは」と厳しい評価を下している。

text by 編集部