イギリス出身の歌手であるパロマ・フェイス(39歳)は先日、計画的な帝王切開で女の子を出産したことを、自身のInstagramで報告。母乳を与える際には「乳首が燃えるように痛かった」とも明かし、正直で包み隠さない姿に称賛の声が寄せられている。

6度の体外受精を経て、第二子をようやく妊娠したパロマ。彼女は妊娠するまで苦労をしたにもかかわらず、ネガティブな様子を一切見せなかったという。

そんなパロマは、通常のセレブの出産発表とは違い、「もう妊娠したくない」というキャプションと共に、娘の足の写真と少し疲れた自身の姿をシェア。この写真は恐らく出産後と見られ、彼女は病院のガウンを着ている様子がうかがえる。

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「出産前日は、帝王切開に対する怖さや痛みが辛くて全然寝られなかった。でも娘に会うためには、乗り越えなければならないと感じたの。陣痛が始まってから出産までは30時間かかり、私は疲れ果てた。娘が産まれてからは数時間おきに、ピラニアのように私のおっぱいを吸い、乳首が燃えるように痛かったけれど、もちろんこれも喜ばしいことなの! もし上の子が当時母乳をたくさん飲んでいたら、恐らくこの子に与える母乳はあまりなかったと思う」
「私は今、ミルクをあげるか母乳をあげるかずっと悩んでいるの。上の子のときは母乳で育てたけれど、本当に大変だった。今回も、当時感じた乳首の痛みに耐えるべきなのか正直分からない…。でもとにかくやってみようと思う。1リットルの血液を失って鎮痛剤を服用しても、まだかなりの痛みを感じている。けれど娘が生まれてきてくれたことは、本当にうれしいこと」

パロマの投稿には、約13時間ですでに10万件以上ものいいねが集まり、コメントにはセレブの友人やファンからも多くのメッセージが寄せられた。

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セレブの出産発表は、“魔法のような経験”として語られる場合もあり、多くの場合が痛みや正直な思いを伝えることはあまりないよう。けれど今回のパロマのように、率直で包み隠さない姿は、多くの女性の心に響いている。

ファンからのコメントには、「これが現実!」「出産が痛みの伴わない魔法のような経験だなんて幻想を、払拭してくれてありがとう」と思いが綴られ、さらに母親になったファンからは「愛は胸や哺乳瓶から来るものではない。正しいと感じることをするべき。幸せな母親は赤ちゃんを幸せにするの」と、温かいメッセージも届いたとのこと。

出産という素晴らしい経験をしただけでなく、多くの女性の本当の気持ちを体現してくれたパロマ。彼女のメッセージには、子育て中の母親はもちろん、これから出産を経験する人も勇気づけられたはず♡

※この翻訳は抄訳です。

Translation: ARISA ISHIMOTO

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