コロナ禍の影響で、テレワークに移行している人も多いだろう。
当然、パソコンでの作業が飛躍的に増える。

テレワークでパソコンを使う場合は、少しでも操作を効率化したいところだ。

パソコン作業の効率化にはさまざまな方法があるが、つい見落としがちなのがマウス操作だ。
マウス操作は、クリック、ドラッグ。ダブルクリックが基本操作だ。
そのなかでもダブルクリックは、作業が長時間ともなると、これがなかなか面倒になってくる。

そこでおすすめしたいのが、マウスの設定を変更して、あえてシングルクリックで使う方法だ。
シングルクリック操作では、ボタンを押す回数が1回で済み、ファイルやアプリの起動などもスムーズに行える。

今回は、マウスをシングルクリックで使う手順をご紹介しよう。


■マウスをシングルクリックで使えるようにする
マウスの操作方法は、エクスプローラーの「オプション」から簡単に変更できる。
変更後は、マウスポインタをアイコンの上に乗せた時点で選択状態になり、シングルクリックで開けるしくみだ。

1.エクスプローラーで「オプション」を開く
エクスプローラーの「表示」タブを開き、リボンから「オプション」をクリックする。




2.クリック方法の設定を変更する
フォルダーオプションが表示されるので、「全般」タブにある「クリック方法」で「ポイントして選択し、シングルクリックで開く」を選択。
その下の「ポイントしたときのみアイコンタイトルに下線を付ける」も選択して、「OK」をクリックする。




3.シングルクリックで開けるように
設定変更後は、アイコンの上にマウスポインタを乗せると選択状態になってタイトルに下線が付く。
この状態でシングルクリックすると開けるようになるしくみだ。




長引くテレワークで、パソコン作業が煩わしく感じることもあるだろう。
そんなときは、今回ご紹介した方法でシングルクリックを試してみよう。


執筆:しぶちん(ITライター)