現地時間1月25日に行なわれたラ・リーガ第20節で、久保建英が所属するヘタフェが、アスレティック・ビルバオとアウェーで対戦。1−5の大敗を喫した。

 4-2-3-1の右サイドハーフで2試合連続の先発出場を果たした久保は、キックオフ直後に右サイドで敵のパスをカットし、中央のハイメ・マタにパスを供給。そのマタがサイドに振り、カルレス・アレニャのクロスにマルク・ククレジャが豪快なヘッドで合わせ、わずか18秒で先制点を奪った。

 しかし、良かったのはここまで。その後は好調のビルバオに一方的に押し込まれ、13分にラウール・ガルシアのボレー弾で追い付かれると、27分に獲得したPKをマタが失敗。これが響き、50分にセットプレーからジェライ・アルバレスに逆転ゴールを決められると、続け様に3失点を喫して予想外の大敗となった。

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 先制点の起点となった久保も、なかなかボールが回ってこなかったこともあり、見せ場を作り出せず。69分で交代を余儀なくされた。

 韓国のサッカーサイト『Interfootball』は、「久保の69分」と題してこの試合をレポート。“日本の至宝”については、「大活躍したようには見えなかった」と評し、69分での交代には「焦ったヘタフェが既存の攻撃陣を変更したが、ゴールは得られなかった」と伝えている。

 ただ目立った活躍がなくても、久保を見出しに使うあたり、隣国のメディアもこの19歳に注目しているのは間違いなさそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部