土曜日の行われたブンデス2部第17節1.FCニュルンベルク戦では、今季ここまで苦手としていたアウェイ戦にて、5−2と快勝をおさめることに成功した、ハノーファー96。クラブ公式とのインタビューにて、原口元気は「今季でもベストゲームでした」と振り返り、「試合開始からチームが一体となってとてもうまく機能していましたし、互いが互いのために取り組むことができていました」と、言葉を続けた。

 そして自身も最終的に決勝点となる、3−1とするゴールをマーク。「良い時間帯でゴールができたように思います。あれで試合が決まったと言っても、過言ではないと思いますね」と述べ、「そしてさらに2つの素晴らしいゴールが決まって、完全に決めることができました」とコメント。得点後には、チームメイトのバシュダシュがスパイクを磨く仕草をみせたが、その理由について問われると「なんでだろうね(笑?彼がやってくれたことで。お互いに仲良くしていますよ」と説明している。


 また原口はさらに「僕のゴールパフォーマンスもみてくれましたか?」と逆に質問を投げかけており、「あれはいつも僕をからかってくる、ヨシプ(・エレス)に向けたものです。彼は僕が点を取れない時にいつも「何で得点していないんだ?」と聞いてくるんですよ。だからヨシプに向けて、あのパフォーマンスをしたんです」とのエピソードも明かした。

 特にハノーファーでは前節、17位に沈むザンクトパウリを相手に敗戦を喫しており、「良いリアクションを見せたかったし、それができたと思います」と胸を張った同選手は、「これから気分よく戻って、カールスルーエへとむかいます。そこで次の勝ち点3を獲得したところです。ただ今回とは全く違う試合になりますし、この試合に向けてあ改めて、集中して臨まなくてはいけません」と意気込みをみせている。