台湾・新北市林口区で1月19日、男性が重さ2トンの仏像の下敷きになり死亡する事故が起きた。男性は仏教美術品のコレクターで、仏像の角度を調整していたところその重心がずれて倒れ、下敷きになってしまったという。『自由時報』『民視新聞網』などが伝えた。

この事故でなくなったのは、林口区にあるパイプ工場の創始者であり会長の葉さん(68歳)。工場の敷地内には巨大な仏像がいくつも置かれていたという。最近は他の人にも鑑賞してもらいやすいようにと、工場脇にあった庭に仏教美術品用のコレクションスペース兼憩いの場を作ろうとしていたそうで、仏像の配置中に事故が起きた。

警察の調べによれば、葉さんは外国籍の従業員1人とコレクションスペースに置いてあった石仏の整理をしており、角度の微調整をしていたところ仏像の重心が傾いて葉さんの方へ倒れてしまったという。仏像は高さ約3メートル、幅約1メートルの大きさで、約2トンの重さがあった。従業員の通報を受けて警察と消防隊が駆けつけたが、葉さんは頭部をひどく負傷しており、その場で死亡が確認された。

葉さんは生前、地域の消防団や義勇警察隊としても活動し、地元の人々からは「大善人」と慕われていたそうだ。警察は、事故の詳しい原因と責任の所在について調べを進めている。

画像は『民視新聞網 2021年1月20日付「神佛石雕倒下 鋼管老董被壓死 平日熱心公益 意外身故家屬悲痛」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)