サウジアラビアで高難度のゴールが生まれた。

19日、サウジアラビアのアル・シャバブは、サウジ・プロフェッショナルリーグ第14節でアル・ファイサリー・ハルマとホームで対戦した。

試合は序盤にアル・シャバブが1点を失うも、34分、中盤に降りてきたポルトガル人FWファビオ・マルティンスがボールを受けると、上手く体を入れ替えてそのままドリブルでボールを運ぶ。

ボックス付近まで持ち上がると、ボックス左のサウジアラビア代表FWアブドッラー・アルハムダンに預け、自身はそのままボックス内へ。パスに追いついたアルハムダンが左からダイレクトで折り返すと、少し跳ねたボールに対し、走り込んでいたマルティンスが左足ではなく、右足を左足の裏を通すように合わせ、かかとで捉えたシュートは勢いよくゴールネットを揺らした。

一度観ただけでは良く分からないが、リプレー映像を観ると、かなりのスピードでボックス内に走り込んだマルティンスが、やや後ろに入ったボールに対し、ジャンプしながら右足を回して最後はかかとでフィニッシュしているのが分かる。

イギリス『SPORT BIBLE』も「とんでもないフィニッシュだ」「本物のプスカシュ賞候補」とこの高難度のゴールをほめちぎっている。

試合はこのゴールでアル・シャバブが同点に追いつき、そのまま1-1でドロー。なお、今シーズンからアル・シャバブでプレーする元アルゼンチン代表MFエベル・バネガはボランチでフル出場している。