年が明け、新型コロナウイルス感染症の影響で延期となった「東京五輪2020」が1年の時を経て、今年2021年に開催される予定だ。「野球」は、五輪種目として2008年北京以来の復活。日本代表「侍ジャパン」は、2019年11月に行われた世界野球プレミア12で第2回大会王者に輝くなど、金メダル獲得が期待される。
 
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 年末年始にかけて新型コロナが再び猛威をふるっており、開催自体が危ぶまれている事実はある。しかし、侍ジャパン公式サイトでは、指揮を執る稲葉篤紀監督が「今年は金メダルを獲得し、ファンの皆さまと喜びを分かち合いたい」と抱負を語った。今の時点では“開催するもの”として前向きに考えていくしかない。
 
 弊サイトの編集部では、昨年の年明けに、プレミア12の優勝メンバーを軸に、選出される選手を予想した。だが、コロナ禍のシーズンとなった2020年を経て新たに台頭した選手がいる一方、故障や不振により選出が有力視されていた選手の立場が揺らいでいることも事実だ。そこで今年も、全6回にわけて、再び東京五輪に招集されるメンバーを考察する。
 
 第4回は、内野手として招集が期待される選手たちだ。

進化止まらぬ村上宗隆

 稲葉監督は公式サイトのインタビューにて、選考する基準の一要素として、投手は「 “フォアボールを出さない” というコントロール」、打者は「“ボール球に手を出さない”という見極めができる」ことを挙げた。この点も踏まえて、まずはプレミア12を軸とした昨年の予想を振り返ってみよう。
 
<内野手>
右)山田哲人(ヤクルト)
右)浅村栄斗(楽天)
右)菊池涼介(広島)
右)坂本勇人(巨人)
右)岡本和真(巨人)
左)源田壮亮(西武)
右)外崎修汰(西武)
 
<当落上>
右)松田宣浩(ソフトバンク)
右)山川穂高(西武)
左)高橋周平(中日)
右)宮粼敏郎(DeNA)
右)大山悠輔(阪神)
左)村上宗隆(ヤクルト)
 
 まず、昨年から評価を大きく改める必要があるのが、村上宗隆(ヤクルト)だろう。村上は、2019年シーズンの時点で36本塁打を放ち、大砲としての才覚を発揮していたが、2020シーズンでは確実性も兼ね備えてリーグ最強打者に成長した。稲葉ジャパンにも招集経験があり、そのほかの内野手に右打者が多いことからも、選出の高い可能性を感じさせる。
 
 一方、チームメイトの山田哲人は、昨年上半身のコンディション不良により苦しいシーズンを送った。プレミア12では決勝の韓国戦で逆転3ランを放つ活躍をみせただけに、新シーズンでの状態次第というところだろうか。

岡本和真か大山悠輔か

 セ・リーグ二冠の岡本和真(巨人)と、甲子園を本拠地としながら28本塁打をマークした大山悠輔(阪神)は甲乙つけがたい。実績では一見岡本がリードしているが、2020年の横浜スタジアムでの成績を比較すると、岡本が打率.190(42打数8安打)だったのに対し、大山は打率.366(41打数15安打)。岡本はホームの東京ドームとそれ以外で大きく成績が乖離しており(ホーム打率.328、ビジター打率.230)、不安要素といえるだろう。
 
 内野の要である遊撃手は、代表経験も長く、リーダーシップもある坂本勇人(巨人)の名が真っ先に挙がるだろう。そして、もう一枚、球界隨一の守備力を誇る源田壮亮(西武)も、メンバーに入れておきたい。
 
 “常連組”の菊池涼介(広島)はよっぽどのことがない限り当確。2020年は打棒がふるわなかったものの、外崎修汰(西武)の選出も堅いとみる。また、昨年の予想では外野手控えに選出した周東佑京は、シーズンでも主に内野手としてブレイクを果たしたため、内野手編に記した。ジョーカーとしての活躍を期待したい。 
 
<内野手>
左)村上宗隆(ヤクルト)
右)浅村栄斗(楽天)
右)菊池涼介(広島)
右)坂本勇人(巨人)
右)大山悠輔(阪神)
 
左)源田壮亮(西武)
右)外崎修汰(西武)
左)周東佑京(ソフトバンク)
 
<当落上>
右)山田哲人(ヤクルト)
右)岡本和真(巨人)
右)松田宣浩(ソフトバンク)
右)山川穂高(西武)
左)鈴木大地(楽天)
左)高橋周平(中日)
右)宮粼敏郎(DeNA)
 
第5回は外野手編だ。
 
 
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