若者を中心にテレビ離れが進む中、順調に国内で市場規模を拡大しつつある動画配信市場。今ではスマートフォンやタブレットでドラマやアニメを楽しむことが増え、配信サービス側がコンテンツホルダーや制作会社と組んで独自に作品を投入するケースも少なくありません。
そこで今回は、各配信サービスが提供するオリジナルアニメの中で、利用者が一番気になっているのはどの作品なのかについて調査してみました。

1位 斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編
2位 薄明の翼
3位 魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸
4位以降のランキング結果はこちら!

1位は『斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編』!


1位には、『週刊少年ジャンプ』で2012年〜2018年にかけて連載されていた人気漫画を原作とする『斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編』が輝きました。
テレパシーやサイコキネシス、透視、瞬間移動など、ありとあらゆる超能力を使いこなす高校生・斉木楠雄の日常をコミカルに描いた本作。2016年にシリーズ第1期、2018年には第2期と完結編がテレビアニメとして放送され、当時大いに人気を集めたのも記憶に新しいのではないでしょうか。
舞台をネットへと移しての再始動となった本作でも、斉木楠雄が“自称”仲間たちが巻き起こすトラブルに巻き込まれてしまいますが、そのドタバタっぷりはさらにパワーアップ。ファンなら見逃せないですよね。

2位は『薄明の翼』!


2位には、2019年11月にNintendo Switchソフトとして発売されたゲーム『ポケットモンスター ソード・シールド』の世界を舞台とするアニメ『薄明の翼』が選ばれました。
ゲームに登場するガラル地方で暮らす若者たちの姿を描いた本作。各話で主人公が入れ替わる方式を採用しており、ダンデ&ホップ兄弟やサイトウ、ルリナなど、ゲームで遊んだ人にはおなじみのキャラクターが続々と登場。彼らが苦悩や葛藤を繰り返しながらも、前へ向かって生きていく姿を見ることができます。
制作を担当したのは、長編アニメ『ペンギン・ハイウェイ』や『泣きたい私は猫をかぶる』で高い評価を得たスタジオコロリド。1話あたり5分程度の短編ながらも作品の完成度は非常に高く、今回の人気も納得です。

3位は『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』!


3位には、昭和から平成にかけて放送された人気アニメ『魔神英雄伝ワタル』シリーズの最新作『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』がランク・インしました。
1988年4月に放送を開始した第1作から、1998年9月に放送を終了した第3作まで10年以上にわたって多くのアニメファンに愛されてきた『魔神英雄伝ワタル』シリーズ。テレビ放送の終了から実に20年以上の期間を経て制作された本作では、主人公・戦部ワタルがふたたび危機に陥った創界山を救うべく、相棒の魔神・龍神丸や、仲間の忍部ヒミコ、虎王らと共に冒険を繰り広げます。
かつて子どもだった人たちや、配信が当たり前となった今の子どもたちも楽しめる本作。新シリーズの制作も期待したいところです。

ジャンプの人気漫画に大ヒットゲーム、名作アニメシリーズの最新作と、知名度の高い作品を原作とするオリジナルアニメが上位入りした今回のランキング。気になる4位〜36位のランキング結果もぜひご覧ください。

あなたが一番気になる配信オリジナルアニメは、どの作品ですか?

調査方法:gooランキング編集部にてテーマと設問を設定し、gooランキングの投票サービスにてアンケートを行いその結果を集計したものです。
投票数合計:739票
調査期間:2020年9月11日〜2020年9月25日