ホリフィールドはタイソンとの“第3戦”希望「準備出来ている」

 ボクシングの元ヘビー級3団体統一王者マイク・タイソン氏(米国)は昨年11月、エキシビションマッチで54歳でのリング復帰を果たした。かつて2度対戦している58歳イベンダー・ホリフィールド氏はタイソンとの再戦を熱望していたが、現在“1億5000万ポンド(約221億円)級マッチ”の交渉をしているという。英紙「ザ・サン」が報じている。

 タイソンは昨年11月にロイ・ジョーンズJr.(米国)とのエキシビションマッチで50代とは思えない動きを披露。大きな注目を浴びたが、ホリフィールドはプレスリリースでタイソンに対戦を迫るなど次戦の相手として名乗りを上げていた。

 同紙は「イベンダー・ホリフィールドはマイク・タイソンと1億5000万ポンド級の第3戦の開催について交渉中だという。そして『俺は準備が出来ている』と話している」と見出しを打って記事を掲載。ホリフィールドの言葉を伝えている。

 ホリフィールドは現役時代、タイソンに2戦2勝。伝説の“耳噛み事件”も有名だ「俺から言えることはマイクの陣営と交渉をしている。俺は彼らの決断を待っている。連絡を取り合っている状況だ」と“第3戦”に向けた話し合いが行われていることを明かしている。

「俺は準備が出来ている。いつでもOKだ」と意気込むホリフィールドは、現在もトレーニングを続けているという。実現すれば世界から注目を集めることになりそうだが「これが実現できたら、俺はベストを尽くす。俺とマイクが戦ったら2億ドルくらいは生み出すことができると信じている」と大きな経済効果をもたらすとも言及している。

 ホリフィールドはSNSで度々トレーニング動画を公開。タイソンと同じく、年齢を感じさせない肉体を披露している。「最大級の試合になるだろう。これは真実だ。マイクは俺のメッセージを受け取ってくれていると思っている。そしてマイク戦での俺の戦略は誰にも伝えない。誰にも知られたくない」「マイクが俺と戦ってくれたらハッピーだ」。レジェンド同士の対戦は実現するのだろうか。(THE ANSWER編集部)