現地時間12月23日に行なわれるDFBポカール3回戦で、遠藤航が所属するシュツットガルトはフライブルクと対戦する。

 試合前日に行なわれた記者会見で、フライブルクのクリスティアン・シュトライヒ監督は自チームの状態を「我々は十分な準備をしている」としながらも、対戦相手を「遊び心があって、層も厚い。リーグでの好調ぶりはこれからも続くだろう。さらに上にいくことも難しくない」と称賛した。

 さらに、2選手の名前を挙げ、警戒心を強めていることを明らかにした。そのうち、最初に名前が出たのが遠藤だ。現地誌『kicker』が報じている。

 警戒する選手を記者に質問されたシュトライヒ監督は、「エンドウというだけで十分だろう」と前置きしたうえで、このように語ったという。

 
「ワタル・エンドウは非常に大きなクラブが興味を持ち、調査を進めているプレーヤーであるとを確信している。個の能力が高い」

 また、もうひとりのサーシャ・カライジッチについては、「ウニオン・ベルリン戦で途中出場して2ゴールを決めた。どちらも美しいゴールで、ほぼワールドクラスだ」と称えている。

 ブンデスリーガ13試合を消化した現時点で、遠藤のデュエル勝利数は「211」。2位のイタリア人MFダニエル・カリジューリの「179」に大差をつけてトップに立っている。

 “昇格組”のシュツットガルトで存在感を示し続けているサムライ戦士は、現地でも注目を浴びる選手になっているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部