きょう23日の最高気温は、全国的に平年より3度前後高い予想で、太平洋側の地域では日差しにホッとできそうです。すでに午前11時までに、東京都心では気温が朝から約10度も上昇しています。

福岡で初氷・初霜 大分で初霜を観測

けさ(23日)はきのうより冷え込みは緩み、午前11時までで最低気温が0度未満の冬日となった所は542地点でした。
一方、福岡県の福岡空港では0.5度を観測し、今シーズン最も寒い朝となりました。福岡では初氷と初霜が観測されました。初氷は、平年より7日遅く、昨年より9日早い観測。初霜は、平年より11日遅く、昨年より14日遅い観測でした。また、大分でも初霜が観測されました。これは平年より19日遅く、昨年より10日遅い観測です。

太平洋側ほど日差しが出て気温上昇

きょうは、東日本や西日本を中心に高気圧に覆われていて、太平洋側の地域ほど日差しが出ています。それに伴って気温も上がっています。午前11時までの最低気温と、午前11時現在の気温をみると、東京都心では最低気温は午前7時すぎに観測した1.2度、午前11時の気温は11.0度と、4時間ほどで約10度も気温が上がりました。このあとも気温は上がる予想で、東京都心の予想最高気温は14度と、11月下旬並みで、日差しの温もりにホッとできそうです。
そのほか、仙台でも最低気温と11時の気温の差は約9度と、太平洋側を中心に気温が上がっています。
きょう日中の最高気温は、全国的に平年よりも3度前後高い予想で、札幌は6度、仙台は10度、名古屋と大阪は12度、福岡は14度の予想です。また、雲の広がりやすい日本海側の地域でも気温は高く、秋田は8度、新潟は10度、松江は13度と、それぞれ平年より3度ほど高い予想です。