横浜FCは3日、元日本代表MF松井大輔がVリーグ1(ベトナム1部)のサイゴンFCに完全移籍で加入すると発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 松井は現在39歳。鹿児島実業高校を卒業後、2000年に京都パープルサンガ(現・京都サンガF.C.)に加入してプロキャリアをスタートさせ、2004年にはフランス2部のル・マンに期限付き移籍し、初の海外挑戦を果たした。海外でも活躍を見せ、翌年7月には同クラブと完全移籍で契約を締結。その後はサンテティエンヌ(フランス)、グルノーブル(フランス)やレヒア・グダニスク(ポーランド)などヨーロッパのクラブを渡り歩き、2014年にジュビロ磐田へ加入し国内復帰となった。そして、オドラオポーレ(ポーランド)を経て2018年に横浜FCへ入団。これまで横浜FCでは明治安田生命J2リーグで通算33試合出場2得点、J1に舞台を移した今シーズンは3試合に出場している。

 かつて日本代表としても活躍した同選手は国際Aマッチ31試合に出場して1得点を記録。2003年のFIFAコンフェデレーションズカップや2010年のFIFAワールドカップ南アフリカにも出場した。

 また、横浜FCは、「12/5(土)明治安田生命J1リーグ・第31節 サガン鳥栖戦後にスタジアムにて、ファン・サポーターの皆様への挨拶、セレモニーを実施予定です」とアナウンスしている。

約3年間、あらゆるポジションをこなしチームを支えたファンタジスタ #松井大輔 選手がベトナム1部サイゴンFCへ完全移籍することが決まりました。

12月5日(土)サガン鳥栖戦後にスタジアムでサポーターの皆さんにご挨拶とセレモニーを実施致します✨#yokohamafc #横浜FC https://t.co/EyHzR2A4YM pic.twitter.com/mJuKzJ8PTD— 横浜FC【公式】 (@yokohama_fc) December 3, 2020