今年の6月末、ラストアイドルから卒業した猪子(いのこ)れいあが、11月30日(月)発売『週刊プレイボーイ50号』のグラビアで初水着を披露。

アイドル時代は天然な"お子ちゃま"だと思っていた。知らなかった、彼女のポテンシャル。恋に落ちちゃっても、もう許されるオトシゴロ!

【画像】猪子れいあの初水着グラビア

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■制服、川、夕暮れ......青春な感じがエモかったです

――今年の6月にラストアイドルを卒業。そして今回、見事なプロポーションを見せてくれた猪子さんですが、撮影いかがでした?

猪子 すごく楽しかったです。以前、ラストアイドルの"週プレ選抜"で初グラビアをさせていただいて(4月13日発売号)。それまでグラビアって恥ずかしいっていう思いがあったんです。

そのときは洋服だったんですけど、「なんて楽しいんだ!」って思って。撮っていただくことが単純にうれしかったし、「グラビアっていろんな衣装を着て、"普段は知らない自分"をそこでつくってもらえることなんだ!」って思ったんです。新しい自分に会えるっていうのがうれしかったんですよね。

――それはうれしい話ですね。初水着は恥ずかしくなかった?

猪子 一番最初だけドキドキしましたけど、撮影が始まったら全然恥ずかしくなかったです! 前回、グラビアっていう新しい世界に触れさせてくれた「週プレさんで初水着!」っていう目標がいきなり叶(かな)ってうれしかったです! 制服とか、川とか夕暮れとか。青春な感じがエモかったです!

――ちなみに、ラストアイドルを卒業しようと思った理由をお聞きしてもいいですか?

猪子 はい。以前から「ずっとアイドルとして生きていくって覚悟がないんだったら、新しい道を進んでもいいんじゃないかな」「新しい道に挑戦したいな」って悩んでいて。

そんなときに昨年のクリスマスに、ラストアイドルのライブがあって。「次のシングルは18人選抜。選抜オーディションを行ないます」って発表されたんですね。そこで「合格できなかったら、アイドルを卒業しよう。一度、区切りをつけよう」って思ったんです。

そこから本当に自分でも納得できるくらいに努力して。オーディションに挑んだんですけど......落ちてしまって。泣きましたね。

――その涙は、悔しさですか?

猪子 そうですね。1期生で入って、一度も選抜に選ばれないでやめていくっていうのは悔しかったし。でも、ほかのメンバーに比べて、「自分はトップアイドルになるんだ!」っていう強い意志も覚悟も足りなかったから。そういう気持ちだったから負けたんだって納得はしたんですけど。でもただ悔しくて。

ラストアイドルは3年。その前のアイドルグループで2年。全部で5年やったけど。その結果がそれで。楽屋で泣いて、帰りのタクシーで泣いて、ホテルで泣いて、家でも泣いて。ずっと泣いてました(笑)。

で、泣きはらした後にマネジャーさんから「週プレ選抜に選ばれたよ!」って聞いて。すごくうれしかったです。「これでアイドル人生最後になるけど、悔いのないように精いっぱいやろう!」って思いました。最後のチャンスだし、後悔したくなかったから。

SHOWROOMの配信バトルも朝の5時から毎日ずっと配信したし、最後まで全力でやりきれました。それに、週プレ選抜でグラビアの魅力にも気づけて。ここからもっといろんな可能性があるんだって気づけましたね。

――卒業して、今の気持ちはいかがですか?

猪子「卒業したら、アイドルのときにはできなかったことをしよう」って思ってたんです。最近では『今日、好きになりました。―金木犀編―』(ABEMA)っていう恋愛リアリティショーにも出演させてもらって。これもアイドル時代にはできないお仕事だし。

やっぱり自分の応援しているコが恋愛したら悲しいじゃないですか。だから悩んだけど、自分には何が合うかわからないし、「自分の人生に挑戦する」って気持ちでラストアイドルを卒業したんだから。真っすぐにちゃんとチャレンジしようって頑張ってます!

――猪子さんの第2章期待します。

猪子 はい。今まで応援してくれていた皆さんが私を見て楽しんでくれるように自分自身も楽しもうと思います!

(スタイリング/大橋みずな ヘア&メイク/円谷歩美)

●猪子れいあ 
2003年11月21日生まれ 北海道出身 身長162cm 血液型=O型 
◯今年6月、アイドルグループ「ラストアイドル」を卒業し、ソロ活動へ。恋愛リアリティショー『今日、好きになりました。−金木犀編−』(ABEMA)に出演し話題に。『猪子れいあ 卓上カレンダー2021.4.−2022.3.』(avex management inc.)2021年2月上旬発売予定。
公式Twitter&Instagram【@inoko_reia】

取材・文/篠本634(short cut) 撮影/細居幸次郎