「カブスはベテラン選手なら誰でもトレードに出す可能性がある」

 メジャーリーグは全日程が終了し各球団はストーブリーグに突入した。シーズンオフに行われるウインターミーティングは新型コロナウイルスの感染拡大の影響によりリモートでの開催が決定。米メディア「ブリーチャー・レポート」は「トレードが噂される10人の投手」を特集し、カブスのダルビッシュ有投手が名を連ねている。

 ダルビッシュは2018年に6年1億2600万ドル(約134億8200万円)の超大型契約を結んでおり、その中にはトレード拒否権も含まれている。だが、その対象が今季までの全30球団から来季は12球団に減り可能性はゼロではないとされている。

 記事ではセオ・エプスタインの後任としてジェド・ホイヤーが球団社長兼編成本部長に就任したこと言及し「リーダーが変わったことで、カブスに変化が起こるだろう。ホイヤーは、2021年にカブスは10月のことも考えなければならないが、未来のことにもフォーカスしなければならない」と指摘。

 今季、日本人初となる最多勝(8勝)を獲得しサイ・ヤング賞の最終候補にも挙がった右腕をチームは手放すことに「カブスがより競争力を高めたいなら、ダルビッシュをトレードに出すのというのは、一見、絶対やってはいけないことのように見える」としながらも「もしトレードされればチームに最大のリターンをもたらしてくれる」と、メリットもあることを伝えた。

 残り3年の契約は5900万ドル(約61億4000万円)で他球団にとっては「親しみやすい契約」とし、それほどダメージがなく34歳にして球威も増し成績を向上させる姿を「息の長い選手になるサインも示している」と評価。他球団がどれだけリスクを取れるかが焦点となるようで「有望なプロスペクトと若くMLBで投げる準備が出来ている投手を、ダルビッシュのために諦めるかどうか」と予想している。

 ESPNのバスター・オルニー記者は「カブスはベテラン選手なら誰でもトレードに出す可能性がある」と言及しており、記事の中でも「おそらくダルビッシュもそのリストの中に入っているだろう」と推測している。

 メジャーでは大型選手のトレードは毎年のように行われているが今回の“噂”は現実のものになるのだろうか。メジャートップクラスの成績を残したダルビッシュの動向に米メディアは注目している。(Full-Count編集部)