みやざきフェニックス・リーグ

○ ソフトバンク 11 − 1 巨人 ●

<11月28日・アイビー>

「みやざきフェニックス・リーグ」のソフトバンク−巨人戦が28日に行われ、2ケタ得点を記録したソフトバンクが圧勝。巨人は同リーグでのソフトバンク戦、3戦全敗となった。

 巨人は先発の太田が初回だけで7失点。一死から2番・柳町、3番・三森に連打を許し先制されると、連続四球で一死満塁としたあと、日本シリーズにも出場した6番・川瀬に走者一掃の3点適時三塁打を右翼線へ運ばれた。遊撃・増田陸の野選で5点目を失うと、8番・谷川原には右越え2ランを浴び瞬く間に7失点。前回22日のソフトバンク戦では7回2失点と好投した太田だったが、この日は1回だけで63球を要し、5安打2四球7失点でKOされた。

 3回は2番手の堀岡が3四球で一死満塁のピンチを招き、三森の遊ゴロで併殺を狙った増田陸が一塁へ悪送球。巨人はこの回、無安打で2点を失った。

 打線は10点を追う8回、2番・山本の左越え適時二塁打で1点を返すも得点はこれだけ。ソフトバンク投手陣の前にわずか4安打と沈黙した。

 巨人は今回のフェニックス・リーグでソフトバンクと3度対戦し、11月8日の第1戦は0−4、同22日の第2戦は1−2、そしてこの日は1−11と3戦全敗。4連敗を喫した日本シリーズを含めると、11月のソフトバンク戦は7戦全敗となった。