11月23日、スペイン・メディア『El Periodico Mediterraneo』が、「久保建英が1月にビジャレアルを離れることを検討している」と報道した。真相は定かではないが、他のメディアが追随するなど、現地でも話題となっているは間違いない。

 もちろん、理由に挙げられているのは出場時間だ。ヨーロッパリーグでは3試合連続でスタメン起用されているものの、そこで結果を残しているにもかかわらず、ラ・リーガでの先発はわずか1試合。ゲーム終盤からの投入がほとんどで、11月21日に開催された久保の保有元であるレアル・マドリー戦も、出番が巡ってきたのは89分だった。

 そんななか、こうした報道が出たのは、マドリーの振る舞いのせいだと非難したのが、ビジャレアルの専門サイト『VILLARREAL USA』だ。「数週間前に、マドリーが久保のプレー時間に対する不満をメディアに漏らした。そして、今度はスペイン・メディアが『プレーヤー(久保)自身がビジャレアルを離れることを検討している』と報じた」と綴り、こう続けている。

「これは、学校における甘やかされて育った子供のように感じる。そこで、教師が規律を植え付けて授業をしようとするが、自分の子供は間違いを犯すことないと考える親によってそれが損なわれる。久保を非難しているのではない。彼らが保有する選手がビジャレアルで一部であるというプロセスを支持しないレアル・マドリーを非難する」

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 実際に、『Defensa Central』などのマドリー寄りのメディアは、「最高の選手をなぜ使わない」「マドリーに対する侮辱だ」とウナイ・エメリ監督の起用法をたびたび非難し、“白い巨人”が久保のレンタル打ち切りを検討していると繰り返し報じている。

 だが、『VILLARREAL USA』はエメリ監督によって、久保のプレーは改善されており、「彼のキャリアにとって現在のベストは、ビジャレアルに滞在してポジションを求めて戦うことだ」と反論している。

 双方のクラブに近いメディアによる舌戦の様相を呈してきた久保の去就問題。いったいどんな決着を見るのだろうか……。構成●サッカーダイジェストWeb編集部