『第71回NHK紅白歌合戦』に初出場が決まったジャニーズ事務所のアイドルグループ・Snow Manについて、一部から出演に抗議の声が上がっている。

 事の発端となったのは、Snow Manの佐久間大介がジャニーズJr.のユーチューブチャンネルにアップされていた動画の中で着用していたTシャツについて。2018年7月頃にアップされた数本の動画の中で、佐久間はキノコ雲を想起させる写真がプリントされた黒いTシャツを着用し、撮影に参加していた。

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 しかし、このTシャツについて、今月22日頃からネット上で「原爆を想起させる」と一部で物議に。一方で、ファンの間では核実験をテーマにした1995年のドキュメンタリー映画『Trinity and Beyond』をモチーフにしたTシャツだという指摘も上がっている。

 「実は、韓国のボーイズグループ・BTSのメンバーが原爆をデザインしたTシャツを着用していたとして、出演予定だった『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)の出演が取りやめになる騒動が2018年に起こっています。今回の佐久間のTシャツは広島・長崎に投下された原爆の写真がプリントされたTシャツとは限りませんが、一部誤解したネットユーザーから『BTSと同じように紅白の出演を取りやめるべき』『日本人だからって許されることじゃない』という声が噴出する事態に。NHKに対し、『紅白』出場を取りやめるよう意見を送ったという報告も聞かれています」(芸能ライター)

 騒動後、佐久間がTシャツを着用しているとされる動画はユーチューブチャンネルから削除されることに。しかし、事務所からは削除の理由は明らかにされていない。

 ファンからは「原爆じゃないのになんの問題が?」「2年以上経って今更騒ぐことじゃない」「アンチが粗探ししているとしか思えない」という反発の声も多く上がっている。

 思わぬ騒動に、Snow Manファンも困惑しているようだ。