21日に行われたビジャレアルVSレアル・マドリードの一戦は、レアルからビジャレアルにレンタル移籍している日本代表MF久保建英にとってアピールする絶好のチャンスだった。

所属元のレアルにアピールし、来季こそレアルのベンチに入る。それが理想のシナリオだが、ビジャレアルを指揮するウナイ・エメリはレアル戦でも久保に1分間しか出番を与えなかった。

前節のヘタフェ戦でも久保は4分しか出番を与えられず、まだエメリから100%の信頼を得ているとは言い難い。久保は今季リーグ戦10試合に出場しているが、プレイタイムは僅か173分だ。理想のレンタル移籍とは程遠い。

しかしスペイン『MARCA』は久保にレアルでの未来があると太鼓判を押す。今回のレアル戦でもGKティボー・クルトワと1対1を迎える見せ場を作るなど、短時間ながらアピール出来た部分もあった。同メディアも意味のある1分間だったと捉えているようだ。

「クボにはベルナベウでのビッグな未来がある」

同メディアはこう主張しているが、久保がレアルで輝きを放つ日はいつくるのか。まずは何とかビジャレアルで出番を増やしていきたいところで、ヨーロッパリーグの戦いを含めゴールやアシストなど目に見える結果でのアピールが求められる。