このほど動物福祉先進国として知られるドイツで、警察官が保護した迷い犬の写真が話題になっている。飼い主の家を逃げ出した犬が警察官に保護されたのだが、犬のちょっと変わった表情が多くの人に笑いをもたらしたようだ。『UNILAD』などが伝えた。

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独バイエルン州にあるミッテルフランケン警察が今月10日、Facebookに投稿した犬の写真が「面白い」と話題になっている。写真には警察官によって保護された迷い犬が捉えられているが、笑顔の警察官に抱き寄せられた犬の意外な表情が注目を集めることになった。

この犬は同州のツィーゲンバッハの村で飼われているようだが、いたずら盛りの幼犬とあって、飼い主宅からこっそりと抜け出して自由を楽しんでいたようだ。

しかし犬を見かけたサイクリストが心配して「迷い犬では?」と警察に連絡、警察官が到着するまでの間、犬のそばを離れず見守っていたという。

犬はサイクリストらと一緒に遊んでいたようだが、現場に到着した警察官によって保護され、警察車両に乗せられた。そして犬は自分の身に起きていることが理解できないまま、2人の警察官と共に写真を撮ることとなったようだ。

この時の犬は目を見開いて、まるで逮捕されてショックを受けているかのような表情をしている。ミッテルフランケン警察では、この瞬間を捉えた写真とともに「脱走した犬を飼い主のもとへと連れて行きます。この犬はとても貴重な表情をしている!」と記してFacebookに投稿した。

すると多くのユーザーに笑いをもたらしたようで、次のような声が寄せられた。

「たぶんこの犬は、自分が逮捕されたと思っているんだね。」
「刑務所に連れていかれる…と思っているんじゃない。」
「この犬の目がいいね!」

ちなみに同警察のFacebookによると、このユニークな表情の犬以外にも別の1頭を保護しており、こちらは動物保護施設に引き取られて新たな飼い主を探している最中とのことだ。この警察の犬に対する対応に多くの人から感謝の言葉が届いている。

画像は『Polizei Mittelfranken 2020年11月10日付Facebook「Hunde - Freund & Helfer」』『UNILAD 2020年11月20日付「Dog Who Snuck Away From Home Shocked That He Just Got ‘Arrested’」(Polizei Mittelfranken/Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)