2007年に育成選手として巨人入り、通算8勝をマークした

 巨人、日本ハムでプレーしたウィルフィン・オビスポ投手が拳銃で警察官を脅迫した容疑で逮捕されたと地元放送局「ESPN・ドミニカ」が報じた。

 36歳のオビスポは07年に巨人の春季キャンプにテスト生として参加。育成選手として契約した。同年6月に支配下登録され、07年に1軍デビュー。08年1月に育成契約となったが、同年7月末に支配下復帰。イースタンで最多セーブを挙げた。09年7月2日の広島戦でプロ初勝利。育成出身投手の先発勝利は史上初だった。同年は6勝1敗、防御率2.45をマーク。さらに日本ハムとの日本シリーズ第3戦でも白星を挙げた。

 10年オフに須永、紺田との交換トレードで日本ハムへ移籍。初の開幕1軍入りしたが、2登板にとどまって戦力外通告を受けた。NPB通算4年間で32試合登板、8勝4敗2ホールド、防御率4.13。

 13年オフにブレーブスとメジャー契約を結んだが、メジャー昇格はできなかった。その後はパイレーツ傘下、ブルワーズ傘下と移籍し、近年はメキシカンリーグなどでプレーしていた。(Full-Count編集部)