[みみよりライブ5up - 広島ホームテレビ] 2020年11月11日の放送では、新型コロナウイルスの影響で変わる年末年始について取り上げていました。

例えば、感謝の気持ちを込めて品物を送るお歳暮。広島市中区西白島の「進物の大進 ギフトランド店」では、例年以上に県内産の商品が人気を集めているそう。

高呂治美副店長によれば、県内産の商品の他に人気なのが、洗濯洗剤やハンドソープといった除菌・抗菌グッズ。例年人気のあるハムやビールよりも、今年はコロナ対策を意識した商品がよく売れているそうです。


withコロナ時代のお歳暮とは(画像はイメージ)

忘年会の代わりに...

お歳暮の贈り方も例年とは違うようで、これまでは帰省の時に手土産を持って行っていた人も、今年は帰省せずに初めてお歳暮を送られる方が多いのだそうです。

新型コロナに翻弄された2020年。旅行にも行けず、実家にも帰りにくい...。遠く離れた家族や友人に渡すはずだった手土産の代わりに、お歳暮を贈る人も増えているそうです。

「今年はやはり帰省できないということもあるので、ご両親に向けておせちをプレゼントする方も増えています。皆さん気持ちを形にということで、今まで贈っていなかった両親とか友人の方に品物を贈る方が増えています」(高呂副店長)

売れ筋は1万円程度の少人数で食べられるもので、子どもや孫にプレゼントする人も多いそうです。

コロナによる変化は年末恒例の「忘年会」でもありました。

結婚式の引き出物などに使う「カタログギフト」がよく売れているそうです。

コロナで忘年会を取りやめ、その代わりにカタログギフト社員に送る企業もあるそうです。カタログギフトに関する問い合わせも数多く受けているとのことです。

「なかなか今年は皆さんで集まって食事をする機会がないということで、グルメのカタログギフトを皆様に送ってお家で食事を楽しんで頂く傾向にある」(高呂副店長)

なかなか会えなくても感謝の気持ちを贈りたいですね。

(ライター:momiji)