リオレウス、ディアブロス亜種、ネルスキュラが登場する予告編
(C)Constantin Film Verleih GmbH

ミラ・ジョボビッチの主演映画「モンスターハンター」の予告編と、新場面写真4点がお披露目された。原作となったゲームシリーズの名曲「英雄の証」にのせ、火竜(リオレウス)や黒角竜(ディアブロス亜種)ら、巨大モンスターたちが次々と登場する大迫力の仕上がりとなった。

カプコンが2004年に第1作を発売し、累計販売本数6500万本(20年9月30日時点)を記録した「モンスターハンター」シリーズは、雄大な自然の中で巨大なモンスターに立ち向かう“ハンティングアクション”という新たなゲームジャンルを確立。他のプレイヤーと協力して強大なモンスターに挑むゲーム性から「一狩りいこうぜ」を合言葉に、“モンハン”ブームで世界を席巻した。

日本発の大ヒットゲームを実写化する映画版では、累計興行収入200億円を突破した「バイオハザード」シリーズコンビである、ポール・W・S・アンダーソン監督とジョボビッチが再タッグ。トニー・ジャー、ロン・パールマンが共演し、山崎紘菜が本作でハリウッド映画進出を果たしている。

ディアブロス亜種
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予告編は、主人公・アルテミス(ジョボビッチ)率いる特殊部隊が突然、巨大な砂嵐に遭遇し、巨大モンスターたちが生きる未知の世界に送り込まれてしまうシーンで幕を開ける。ディアブロス亜種の激しい攻撃を受けるなか、モンスターの狩猟を生業とする者“ハンター”(ジャー)が現れ、弓で応戦。モンスターに近代兵器は通用しないが、ハンターが駆使する弓や、後にアルテミスが使い方を学ぶ双剣など、この世界の武器は有効なのだ。

「空の王者」の異名を持つリオレウス
(C)Constantin Film Verleih GmbH

そして、モンスターたちが躍動するVFX映像も盛りだくさん。吐いた糸で獲物を拘束して毒攻撃を仕掛ける、巨大な蜘蛛のような姿をした影蜘蛛(ネルスキュラ)や、「空の王者」の異名を持つリオレウスが降臨する。リオレウスは大きな翼で自在に飛び回り、炎のブレスで攻撃してくる、ゲームで大人気のモンスター。さらに、ジョボビッチが見せる痛快なバトルをはじめ、ジャーによるムエタイアクション、人気キャラクター“受付嬢”役の山崎が披露するハリウッド初アクションなど、俳優陣の熱演にも注目。最後は、草食竜(アプケロス)の肉でバーベキューする、おなじみの肉焼きシーンも挿入されている。

「モンスターハンター」は、21年3月26日から公開。