就職活動や就業などで黒髪にする機会は多いですよね。

黒髪と言えば黒染めですが、黒染めは思っていた以上にカラーリング後の弊害が多いもの。

今回は黒染めの弊害を踏まえて、黒染めをせずに黒髪になれるヘアカラーをご紹介します。

黒染めによる髪のダメージについて

黒染めによる髪のダメージは、通常のカラーリングと違うカラー材を使用するというところにあります。

通常のカラー材は元の色素を脱色しつつ、そのうえでカラー材の色味を発色させます。

それに対し、黒染めは黒く染めるためだけに作られているため、「黒色」が髪の色素の奥まで浸透して染まります。

この人工的かつ強力な黒染めの色素が髪にダメージを負わせるのです。

また、黒染めの色素を脱色するのは難しく、次にカラーリングをする際、均一に染めるためには強力なブリーチ材を使用する必要があります。

この際のダメージが黒染めの一番のリスクと言われています。

黒染めをしないメリット

黒染めをせずに黒髪にした場合は、少々元の色味は残りながらも、次のカラーリングでは綺麗なニューカラーに染め上げることができます。

綺麗に仕上げるために、ブリーチで強制的に色素を取り除く心配もありません。

また、黒染めのダメージによるその後のヘアスタイルの影響については考えたことはありますか?

一度深部まで傷んだ髪は完全に修復することは不可能なので美容室によっては、さらなるダメージを懸念しパーマやカラーリングを断られるなんてことも。

黒染めをせずカラーリングすることで、このようなトラブルを防止し、髪質とヘアスタイルの可能性を維持することができます。

黒染めをせずに黒髪になれるオススメカラーの紹介

ヘアカラーにはトーンがありますが、黒髪にしたいなら6トーン以下のカラーがマストです。

トーンは低い方が色落ちしにくいため、黒髪を維持したい方は深い色に染まる4トーン以下にするのがベスト。

逆に頻繁に髪色を変えたい方や、黒髪でも透明感を出したい方は4〜6トーンがよいでしょう。

色味としては灰色がかったアッシュカラーが黒髪の定番ですが、そのほかにオリーブ、ラベンダー、ブルー系もおすすめです。

外国人風のマットな髪色になりたいならオリーブ、温かみを出したいならラベンダー、ひと際透明感を出したいならブルーと、落ち着いた色味ながらもそれぞれ素敵な個性を発揮してくれます。

黒染めを使用しない黒髪にチャレンジして、自分らしい黒髪に出会ってみてはいかがですか?